スポッティングドリル(センタードリル) マガフォー

スポッティングドリル、センタードリル、面取りドリル、もみつけドリル...
呼び名は沢山ありますが、同じ工具です。

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製品のご紹介と比較テスト

新しく在庫化した製品のご紹介。製品比較テストでは、そのなかでもCominixイチ推しのDUO-MAGを国内他社製品と比較検証してみました

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概要
厳しい位置精度が必要となる穴あけ加工の前加工(もみつけ)として使われるスポッティングドリル。
現在では工具も機械も高精度・高剛性であるため、位置精度の厳しい加工や深穴加工などを除く一般的な加工においては、
穴精度を高める為というよりも面取り用途も兼ねて使用されることの多い工具です。
Cominixはフランスの工具メーカーであるマガフォー社のニッチでコストパフォーマンスに優れた製品を即納在庫しています。

昨年(2019年)、新しくラインナップを増やした商品も多数ありますので、その中でも特にオススメであるコーティング超硬材質の両頭タイプのスポッティングドリル(センタードリル)DUO-MAGで国内メーカーとのテストを行いました。











1.Cominix即納在庫品のNewラインナップ
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各スポッティングドリル 使い方のご提案

超硬ロングタイプのスポッティングドリルは、穴の面取りだけではなく、干渉があったり奥ばった狭い部分でのミーリングでのバリ取りとしてもご使用できます。
142°のスポッティングドリルは、先端角120°や135°、140°のドリルの位置決め(もみつけ)用途でご使用ください。

*TIPS:140°ドリルの位置決めに使用される場合はドリル先端角の角度公差にご注意下さい。
140°ドリルの場合、±2°のものがあります。マガフォーは142°±1°ですので、場合によっては肩当たりになる可能性があります。



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奥ばった段付き止まり穴の面取り(バリ取り)加工にも。
詳しくは記事後半の動画をご覧ください。





2.耐久テスト
vs国内センタードリルトップシェアメーカーA社製品
  • 加工設備
    マザック VCN-430A(BT40)

  • ワーククランプ状況
    □200×高さ50ブロック材 材質:SCM440

比較工具
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3000穴(15m)加工後の刃先比較
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加工条件:2550回転/min(Φ10部分でVc=80m/min)、f=0.15/rev、外部給油
SCM440を3000穴加工しても、欠損や溶着は発生しませんでした。


3.価格比較
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国内メーカーと比べコスト差が大きいため、切り替えメリットが出やすい工具といえます。






4.国内ユーザー様 DUO-MAG採用事例

高合金鋼であるマンガン鋼(生材)ワークでの
国内A社製品からの切り替え事例です。

使用設備:BT30、外部給油
加工条件:3200回転/min、f=0.15/rev、1穴5mm x 3500穴(17.5m)加工

比較工具:DUO-MAG(MF8119-H Φ10) vs 国内メーカーA社製品(コーティング超硬)

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加工中に熱が発生しやすく、工具の損傷が激しいワーク材質でしたが、同等程度の摩耗状態でコストメリットにより採用となりました



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5.記事のまとめ動画

マガフォーの使い方 ご紹介動画






edited by yuki takashima